ギランバレー症候群

ペルーのマチュピチュに行く予定だが、

そのペルーでギランバレー症候群が流行っていて、緊急事態宣言が出されたらしい。

 

行くかどうするか悩んだが、行くことにした。

 

 

ギランバレー症候群

 

ギラン・バレー症候群|KOMPAS

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子供からお年寄りまで、どの年齢層の方でもかかることがありますが、平均発症年齢は39歳で、男性の患者さんの方がやや多いことが知られています。日本では特定疾患に指定されています。

 

約三分の二の患者さんはギラン・バレー症候群発症の1~3週間前に風邪をひいたり下痢をしたりといった感染症の症状があります。感染の主な病原体はカンピロバクター(Campylobacter jejuni)、サイトメガロウイルスエプスタイン・バール(Epstein-Barr)ウイルスです。

 

典型的な症状としては、感染症状(咳・腹痛・下痢など)の数日から数週間後に手足の力が急に入らなくなってきます。通常、下肢から始まり徐々に上肢に広がっていきます。その他にも顔面の筋肉に力が入らない(顔面神経麻痺)、目を動かせなくなって物が二重に見える(外眼筋麻痺)、食事がうまく飲み込めない、ろれつが回らない(球麻痺)などの症状が出る方もいます。症状の程度は人それぞれで、麻痺が軽い方からほとんど手足が動かせなくなる方まで様々です。

 

症状は良くなったり悪くなったりはせず、ピークを過ぎれば改善します。症状の進行は急速で、通常4週間前後でピークに達し、以後回復傾向になり6~12ヶ月前後で症状が落ち着いて安定した状態になります。しかし、重症例では回復までに長期間を要します。何らかの障害を残す方が約2割いて、約5%の方はお亡くなりになります。 手足の力は入るのに目が動かなくなる(外眼筋麻痺)、ふらついて歩けなくなる(運動失調)といった症状が出る特殊なタイプもあり、フィッシャー症候群と呼ばれます。

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予後(治療後の見通し)の良い病気と考えられていましたが、一部の方は重症で、適切な治療がされないと後遺症を残す方もいます。したがって、発症してからなるべく早く治療を開始する必要があります。

 

血液浄化療法

 

予防法は特にありません。感染症状の1~3週間後に急速に脱力が出てきたら早期に病院を受診し専門医の診察を受けてください。

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FORTH|最新ニュース|2016年|ギラン・バレー症候群について(ジカウイルス感染症の関連を含む)(ファクトシート)

 

ペルー5県でギラン・バレー症候群に関する衛生緊急事態宣言を発令 | ビジネス短信 - ジェトロ