米国で蔓延する「燃え尽き症候群」

コラム:米国で蔓延する「燃え尽き症候群」どう防ぐか - ロイター

仕事でバーンアウトした(燃え尽きた)と感じている3分の2の米国人。

ギャラップの世論調査によると、全体の23%は頻繁もしくは常にバーンアウトしており、44%は時折そう感じるという。

 

わかるよー。この状態。

資本主義の影響だな。

全体の3分の2が燃え尽きているアメリカ。

日本もそのうちそうなるだろうな。

もう東京は3分の1くらい燃え尽きていそうだし。

 

頑張っても頑張っても、さらに頑張ろう という連続。

際限のない努力。

人類はこんなにも頑張って、何をしたいのだろうか。

 

頑張らないと、すぐ経済的に下に落とされる。

感情と時間以外は、ほぼすべてお金で買える現在。

一定の資産を持っていると、努力しなくても基本的に常に上でいられるという。

資本主義の悪い面が多く出てきている今日この頃だと思う。

 

 

解決策は、世界中の国が全会一致で、労働時間の上限を決めて、金持ちから貧しい人に資金を移動して、とすれば解決に向かうかも。

一部の国家だけがこれをやると、やってない国がさらに富を集めるから。

貧しい人、普通の人をさらに働かせて(というか働かざる得ない状況に追い込んで)、さらに金持ちと国が富を増やすという。

だから、全世界で一斉にっていうところが大事。

そうすれば競争環境が一定になるから、その制限の中で国家や企業の競争になる。

まぁ、あと50年は難しそうだけど。いや、100年かな。

 

ちなみに、金持ちから貧しい人っていうのは、つまりは先進国の年収500万円の人から、発展途上国の年収100万円の人に資金を移動っていう意味でもあるから、

やっぱり先進国の一般的な人は年々貧しくならざる得ない。

 

資本主義の恩恵が全世界に行き渡って、アメリカか中国かわからないけどどこかの国が完全に世界の主権を握ったら、やっと実現できるのかも。

東南アジアでさえ、まだ年収100万円くらいなのに、アフリカまで日本と同水準になるのはいつ頃なんだろうか。

50年でいけるのだろうか。

 

その時まで、または資本主義が崩壊するまでは、

ますます貧富の差が広がり、ますますバーンアウトする人が増えるんだろうな。

 

幸せな世界は、どうすれば実現できるのだろうか。

かなり難しい問題だ。