これはこの通りだと思う。
https://www.bookbang.jp/review/article/571375
皇室を外交資産たらしめているものは何か。筆者はそれを「長い歴史と伝統の蓄積」と「それに立脚した先の天皇皇后両陛下を中心とした皇族の人間力」としている。
世界一周をしていると、天皇の重要性をとても強く感じる。
日本国内だけで見れば、首相も天皇も同じようなもので、
どちらも偉い人なんでしょ。首相は選挙で変わることもあるのに、天皇だけ一生天皇で良いね。みたいな風に思っている人がいると思う。
自分も子供の頃は漠然とそれくらいの認識だった気がする。
でも、他国から見ると、まったく違う。
在職歴数年の首相と、在職歴生まれた時からの天皇では、人脈の幅と深みがまったく違う。
つまり例えると、ある会社で在職60年くらいの人と、在職3年の人がいて、
在職60年の人は社外のほとんどの会社の重役と友達。さらに、幼い頃から家族ぐるみで付き合いもある。という感じ。さらに死ぬまでその会社を辞めそうにない。
一方、在職3年の方の人は、社外に知り合いもいるが、60年の人に比べるとまだまだ。
それに来年、その会社を辞めるかもしれない。
あなたが社外の重役だった場合、どちらを重要視するだろうか。
そういうことである。
社外(国外)から見ると、日本とは天皇なのである。
社外から見ると、在職60年の人がその会社の顔なのである。幼い頃から知っている上に、あの会社の重役とも友達で、あの会社の重役とは家族ぐるみの付き合いで、その会社(日本)で1000年以上に渡って系譜が続いていて。
いやー、私も○○国のトップだけど、これは敵わないな。と思うと思う。
さらに所作や、話し方、話す内容や、表情のひとつひとつが、
生まれた時からその環境(1500年程の歴史)を踏まえて教育されているので、
他国には考えられない深みがあるものになっていると思う。
https://www.youtube.com/watch?v=w2s_hbTj0Wg
そこに「尊敬」が生まれる。
だから、日本が尊敬される。という形に繋がる。
尊敬されるから一般人はビジネスも進めやすくなるし、国際上の立場も良くなる。
いやー、すごい。
まったく真似できない。
しかもとても大変だと思う。
ちょっと見ず知らずの会合で話すだけで普通の人は疲れるのに、それが各国のトップ級の人たちと話すのである。
並の気疲れではないと思う。
尊敬する人が徳川家康だったけど、天皇陛下も尊敬する人かもしれない。
いやーすごい。
天皇こそ、日本の顔だと思う。
もし天皇陛下がいなくなったら、国家の芯が無くなるというか、
他国から馬鹿にされやすくなると思う。
自分が他国の王族や、国家元首だったら、天皇のいない日本は少し軽く見る気がした。
上記のYouTube動画を見てたら、何故か涙が出てきた。