楽天らしさが垣間見える出来事があった。
世界一周に向けて楽天カードを契約してたんだけど、
その楽天カードからキャッシングのお知らせが来た。
メールでも数週間前に来たし、ハガキでも来た。
期間限定の特別金利らしい。
いやー。
コロナの影響でお金に困ってる人が多いだろうと見込んで、
そういったアプローチを仕掛けてくる。
楽天らしい。人の弱みに付け込む。
他の企業では一切ない。
他のカード会社や銀行は一社もそのようなアプローチをして来ていない。
この企業スタイルが様々なところに現れてるところが、楽天が愛されない理由な気がする。
いや、自分が知らないだけで一部の人からは愛されてるのかな。
ただ、少なくとも自分のこれまでの経験では、好感を持った話は聞いたことがない。
ウェブ企業によくある顧客満足度を最優先する経営ではなく、パイを取っていくMBA的な経営
長期的にはどうなんだろうか
日本という閉ざされた市場だから今のところ良いポジションを得られているけど
GoogleやAmazonのように顧客満足度が最優先の経営と、楽天のように隙を突いてシェアを取っていく経営
確実に前者の方が愛されるし、そちらの方が人のためになるし、自分もそちらの方が好きだけど
銀行のような金融業や、官庁に近いような固いビジネスに、楽天のビジネスは寄って行く気がする
そのお堅い業界に、ウェブの柔らかさを少し注入するっていうのが楽天らしさが一番活かせるのかも
まぁどちらにしても、楽天は愛されないスタイルが根っこまで染み付いてるんだろうなというのを実感した一件だった。
こういうところからも企業イメージが形成されていくんだろうなとも思った。