実家暮らし

お金も入れ家事もしているが…「実家暮らし=共依存」の意見に戸惑い - ライブドアニュース

 

実家暮らしについて、20歳前後の時は実家暮らしをすることについて反対派だった。

自分の収入で生きていけない、家事全般の生活力がない、現実に直面していないっていう意味で。もっと自分を追い込んだ方が良いっていう。

 

ただ20代後半から、どちらでも良いんじゃないかになって、

30代後半の今は可能であれば実家暮らしの方が良いと思うようになった。

 

 

親が苦しい思いをしていないのなら、実家に◯万円入れるというのも要らないと思う。

 

経験も少なく、所得も少ない20代前半に、

わざわざ金銭的に自分を追い込むと、失うものが多く出る。

 

実家に入れるはずだった◯万円は、投資に使いお金の運用の仕方を学ぶと良いと思う。

その方が経験に繋がるし、10年後の世帯所得も増やせると思う。

 

経済的な負荷をかけるのは、ギリギリまで先延ばしにした方が良い。

知識や経験を吸収し続ければ、どこかのタイミングで日常生活の経済的負荷を重いと感じないレベルになるだろうから。

 

 

親と仲が良いのであれば、無理して家を出る必要はないし、

ある意味死ぬまで一緒にいていいと思う。

 

その方が人間らしいというか、苦しい時に助けてもらい、逆に親が苦しい時に助けてあげるというのが正しい人間の道のような気がする。

 

苦しい時に助けてもらった記憶がないと、助けてあげたいという気持ちが湧きにくい。

家族なのだから、親と子は協力して生きていけば良いと思う。

 

というか、最近まで人類はそうやって生きてきたと思う。

 

 

結婚するまで実家に住み、家を買う時に援助してもらい、子育てを手伝ってもらい、遺産を相続し、というような親とべったりの人に対して、

自分はどれにも当てはまらないので、羨望というか、嫉妬というか、気に入らないものを感じていた。

 

しかし、どちらにしてもある年齢まで衣食住を提供してもらったり、何らかの援助を受けてきたのであれば同じである。

人によっては生まれた瞬間から、何の援助も受けていない人もいる。

 

 

だから人によって様々だが、協力して、助け合える限り、助け合うのが正しい道だと思う。

それを得られていない人にとっては、残念な気持ちになるが、仕方がない。

 

ちなみに、政治は親からの援助を得られていない人に対して、何らかの援助をすべきだとは思う。

生まれつきの待遇格差を、極力ゼロに近付けるのが正しい政治の道だと思う。