通貨の先行き

円もドルも、これだけ大量に発行しておいてからに、

回収の見込みも信用ならない。

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つまり、さらに通貨の価値は下がっていくし、

そんなものを何十年も塩漬けにする長期国債の利率は上がっていくと予想する。

利率が高くないと、要らないと思う。

 

そこにかけるETFがあるらしい。

 

TMV Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETF

https://search.sbisec.co.jp/v3/ex/etf_TMF_160510.pdf

米国金利上昇時に直接利益を上げるには米国債券ベアファンド(ETF)かCFD - ファイナンシャルスター

「TMV Direxion daily20」の購入はありでは?」他 | 藤巻健史 オフィシャルウェブサイト

 

 

TMFは、金利が下がる方にかけるETF

 

TMV(長期国債の利率が上がる方にかけるETF)の価格は、10年前は2400ドルだったらしい。いまは、76ドル。

米国株式:株価 | マーケット情報 | 楽天証券

 

長期国債の利回りは、どんどん下がって来てる。

https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/?_ControlID=WPLETmgR001Control&_PageID=WPLETmgR001Mdtl20&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&_ActionID=DefaultAID&burl=iris_indexDetail&cat1=market&cat2=index&dir=tl1-idxdtl%7Ctl2-US30YT%3DXX%7Ctl5-jpn&file=index.html&getFlg=on

米国債 30年

 

何故、国債の利回りが下がり続けてるんだろうか。

世界各国の債務は、277兆ドル。 

世界が前代未聞の債務の波に襲われても破綻しない理由 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

株式市場は、67.5兆ドルらしい。

【一般教養】世界にあるお金(マネーストック)の話をガッツリしよう。 | 和波の投資生活ブログ@米国株・ETF&テーマ株投資

 

米財務省、期間50年や100年の超長期債の発行再検討-金利急低下受け - Bloomberg

米財務長官、50年債「20年にも発行」 金利低下受け: 日本経済新聞

 

 

うーん。

上のニューズウィークの記事にもあったが、国債を買ってるのは、実は年金とか銀行なんじゃないだろうか。

 

日本においては以下らしい。

日銀 43.7%、銀行 15.2%、生損保 19.5%、年金 6.6%、個人 1.25%・・・

https://www.mof.go.jp/jgbs/publication/debt_management_report/2020/saimu2020-1-4.pdf

 

つまり、国の圧力で買ってるということだろうか。

自作自演っぽい感じ。

 

これを放置すると、国債発行高はどんどん増えて行く。(←いまの世界の状況。返さなくていい借金をしてる感じ。)

中央銀行・金融機関の保有量がどんどん増えて行く。(←価値が薄まり続けるものを保有してる状態。国民の預金や保険や年金を使って。)

 

臨界点まで達すると、どうなるんだろうか。

 

まず、モノや資産の価格が上がるんだろうな。

あと、国債発行を増やしていない国の通貨が強くなるんだろうな。

そうなると、国債発行を増やしている国は、外国から物を買いづらくなるんだろうな。

 

 

うーん。

まぁ結局は、それだけなのかな。

ただそれが大きくなると、けっこう痛いという。

ギリシアとかイタリアとかアルゼンチンの痛い版みたいな感じ

 

 

パンが1個1万円になって、自動車が1台3億円になる感じ。

外国からガソリンを買うのも、いまの100倍の価格になってって感じだとすると。

どうなんだろうか。

1ドル = 100円ではなくて、1ドル = 10,000円。

外国に何かを売れば、100倍の日本円が入ってくる。

 

給料も100倍になる。預金はそのままだから、預金をしておくと損をする。

 

いろんな国にお金を貸し付けてる日本は損するんだろうか。

お金は円で貸してるんだろうか。

 

でも、アメリカも同じ状況になったら、

結局は 1ドル = 100円 だから、世界と足並みを合わせている限りはあまり影響が無いんだろうか。

 

うーん。

いろいろと絡み合ってくるから、よくわからなくなってくる。

 

 

ただ、ジリジリと世界的に通貨の価値が落ちて行くのは確実だと思う。

それを長期で塩漬けにするより、他の投資商品に投資した方がリターンが高いだろうから、やはり国債の利率は上がっていくと思う。

 

少なくとも、返せるあてのないレベルで莫大に国債を発行する現在の資本市場は「健全な」状態ではないと思うから、

「健全な」資産は高くなっていくし、中央銀行が買って適正な値段をごまかしている国債のような資産は安くなっていくと思う。

 国が総力を挙げて、健全な状態を装うし、安定を図ろうとするから、そこが何とも言えない。

  

 

貯蓄超過の日本と違って、貯蓄不足の米国で歴史的な財政赤字が続き、そこに景気の本格回復が始まれば、長期金利は上昇すると考えるのが自然だ。米株高を正当化する最大の要因は長期金利の低さだから、そこが崩れれば米国株の先行きは危うい。カネ余りで資金流入が続く新興国市場は、それ以上に心配である。

ワクチンの普及に伴って実体経済の正常化が進むなら、バブルの終わりという「もう一つの正常化」をもたらすのではないか。そのリスクを忘れてはならない。

バブル終息、ワクチンが促す: 日本経済新聞

 

 

うーん。

なんか色々考えたけど、最終的には政治的なものが強く働きそう。

 

ただ、これだけ考えて買わずに値上がりしたら、けっこうショックを受けるから、

勉強がてら買っておこうと思う。 

 

TMV Direxion デイリー 20年超米国債 ベア3倍 ETF