校則

昔から校則が大嫌いだった。

 

憲法違反の校則や、法律違反の校則はOKなんだろうか。

人は本来、自由であるべきではないんだろうかというところ。

 

校則は守るべき派が必ず言うのが以下。

・ルールなんだから守るべき。

・気に入らないなら、まずルールを変えるべき。

・嫌なら来なくていい。辞めればいい。

 

 

この一見、正しそうに見える論理だけど、

こう考えると、どうなんだろう。

 

・江戸時代に身分が上の人が、失礼な態度を取った身分が下の人に切腹を命じた。

そういうルールだから仕方がないのだろうか。

 

奴隷解放前のアメリカで、奴隷を所有している人が、ルール違反の髪形の奴隷を鞭で打った。しかし、奴隷は所有物という法律(ルール)なので罪に問われない。

そういうルールだから仕方がないのだろうか。

 

・遅刻をしたら罰金1万円という社則にしている会社で、遅刻をした社員が罰金として1万円を徴収された。

そういうルールだから仕方がないのだろうか。

 

 

2020年の感性を持っている人だったら、理不尽に感じないだろうか。

そのルールがおかしいと感じないだろうか。

 

 

いま「校則」と言って、正論のようにかざしているルールは、正しいのだろうか。

 

・髪形・髪色はこうでなければならない。

・スカートの長さはこうでなければならない。

・男女交際はこうでなければならない。

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  ・

 

 

 

それを制限する権利が彼らにあるんだろうか。

例えば、上記を自由にすることでどんな弊害があるんだろうか。

 

上記を制限することで、不良化を抑えてるんだろうか。

上記を制限することで、規律を保ってるんだろうか。

 

 

ばかばかしくて、話にならない。

レベルが低すぎる。

 

均等な品質のものを大量生産する工場労働者を作りたいならそれでいいが。

過去に無いものを発想して、産み出していく人間を作らないといけないこの時代に、何を言ってるんだろうか。

 

将来、ファッション業界に携わる人は、弊害の対象なんだろうか。

 

校則という法律違反(「個人の自由」の制限違反)が何とも残念だ。

大人にも適用されている法律を、子供にも適用するべきだと思う。