子供が発する意見に対する親の対応

《良い例》

理解に努める
 ↓
子の意見を尊重する
 ↓
応援する または 代替案を提案する

 

《良くない例》

自分の価値観から外れる場合は否定する
 ↓
子が考えを変えない場合は放任または無視
(ほら見たことか という体制の構築)
 ↓
応援しない

 

 

「良くない例」で子育てをすると、子の心がどんどん離れていく

 

ちなみに「躾」という言葉がとても嫌いなんだが、「良くない例」は躾の考え方に近いと思う

 


躾というのは、動物に対してするもので、知能の高い人間に対してするものではないと思う

基本は話して、理解してもらう
このスタンスが大切だと思う

 


ただ、躾信奉者は「躾」という名のもと、自己の価値観に子を矯正しようとする

つまり「良くない例」の子育てになりやすい

 


枠組み(自分の価値観)から外れる場合は躾の対象であり、
枠外を否定(矯正)することで、枠内に収めようとするのが躾である

 

ということで、出来るだけ「良い例」の子育てをした方がいいと思う

子が受けたその気持ちは、人生を通して自分に返ってくるから

 

 

たとえ愛情を持っていたとしても、「良くない例」の子育てをしてしまうと、子は愛されたと感じにくい

生まれた時から自己の価値観を否定され続けるわけだから

愛をあまり受けてないと感じた人から、愛は返ってこない

 


だから、老後に子から愛されたい、優しくされたい と思うのであれば、
「良い例」の子育てをして、子に愛されたと実感してもらうことが大切